東京から新幹線と在来線を乗り継いで2時間30分。北信の山々に囲まれた葛飾北斎が晩年を過ごしたまち、長野県小布施町。すっかり秋も終盤に近づき、冬の寒さも感じられるようになる11月下旬。のんびりベッドで過ごしたり、こたつの中でぬくぬくするのも幸せですが、早起きして触れる朝の空気は季節の変化を感じさせてくれる気持ちが良いものです。都会の喧騒を離れてちょっといい朝を過ごしてみませんか?
澄み渡る秋の空気が漂う畑の真ん中で、人と地球に優しい農業を営む農家さんの話を聞きながら、まさにこの足元の土で育った野菜をふんだんに使った朝ごはんをいただきます。その後、朝食でいただいた野菜も含めた畑の野菜を五感で楽しみます。普段は何気なくスーパーで手に取っている1つの野菜をとっても、いざ畑に出て感覚を研ぎ澄ましてみると、ざらざらした手触りや土の香り、色や形はスーパーで並んでいる時以上に葉っぱの形の多様性に気付かされます。是非その違いを感じて楽しんでください。